『…う゛ぅ…………う゛………お……お姉ちゃんと……一緒に帰ろうと思ってぇ……』





「……妹は一緒に私と帰るために、私のいる学校まで一人で歩いて来た………けど……」




『………途中で転んで手を突いたときに……いっぱい擦り傷ができちゃったの……。……それでね……泣きながら何とかお姉ちゃんの学校の前まで辿り着いた時に……1人のお姉ちゃんがガラスのコップを持って近づいてきたの……』

『………それでそのお姉ちゃんは何て言ってきたの…?』









『……どうしたのその手?』
1人の少女がかがみ込んで目線を合わせてきた。

『……転んじゃったの…』
『………あらあら…かわいそうに………そしたら、お姉ちゃんが治してあげるっ!』
『……ホント?!』
『…うん…!』
すると少女はそのガラスの容器を差し出してきた…


『…コレはねぇ~どんな傷や痛みも一瞬で治しちゃう不思議な液体なの!……今日お姉ちゃんの学校で理科の時間でもらったんだけど……キミにあげるよ!』


そう言うと少女は去ったという……