勢い良く扉を閉める。
長瀬はしばらくすると玄関前に抱えていたものを置いて去っていった………
「…………武本に関しては…………私と同じ学校の同学年だった……」
「……え!?」
「……まぁ学科が違っていたから私のことなんて見ても気づかなかっただろうけど…………アイツは……ホントに噂通りの『悪魔』だった……」
それは二年前のこと………
『………どうしたの!その手!!』
9歳になったばかりの妹が泣きながら帰ってくるとすぐに目が妹の手に向いた。
妹の手は皮膚同士がドロドロに溶けたうえにくっついており、真っ赤に染まっていた。
所々骨まで見えていて、足が後ろに下がってしまうほど見苦しい程になっている……
明らかにただごとではないことは察した……
しばらくして妹が泣き止むと
訳を聞く……
妹は鼻をじゅるじゅる言わせながら口を開いた…


