「……恐らくアタシのことなんて覚えてないでしょうね……。なんせ…自分の後を尾けていた人物を目の前にしているんだから……!」

「……そ……それで………どうなったの……?」

「…父が尾行していることはバレていたわ………だからホントはあの喫茶店には入っていなかったの……」







その後、大和田の取り計らいで別の場所で飲み直した2人だったが……


結局大和田は酒に呑まれることもなく、父が先に寝入ってしまった………







気づいたら大和田が目の前に座った6畳しかない部屋…




周りは真っ白な壁で、大和田の横に立っていた男は、父が目を覚ますなり一つしかない入口から出て行った……






『………おはよう…!お目覚めはいかがかな…?…………フゥ…』


大和田が葉巻をふかしながら言った……



『……お…大和田さん…!!』

ふと両手を見るとテーブルに腕を固定されて、指がベルトのようなもので一本一本固定されていた……