桜田の目の前に大きな『○』が描かれている最初の扉が現れた。





ビィィィイイイイ!
00:00:57…

ビィィィイイイイ!
00:00:56…

ビィィィイイイイ!
00:00:55…





入口の扉とスライドドアとの間にできているこの空間こそが安全地帯………!










「……………あばよッ…!!」




ガラガラガラガラガラガラガラ……




ズドォオオン…!





挟んでいた靴を抜き取りドアを閉めると、スライドドアは開かなくなった……


それと同時に部屋が真っ暗になる…







力は抜けて目がかすみ始める……



次起きたときには………









助かっていますように………!






そして桜田はこう言った…





「………何としてでも……ハァ……捕まえてやる……!………ハァ………ハァ………"X"…!







…………いや………………」