バタンッ!!
「………っ…!……ハァ……ハァ……!!」
床が自分の位置まで来ると、永澤はロープから一気に力を抜いて倒れ込んだ。
「……ぐはっ…!……ゴホッ…!ゴホッ…!」
「………大丈夫ですか…?」
むせながらも永澤は頷いた。
手には武本がつけた傷痕が残っている…
「………ふんっ!」
機嫌悪そうに岡本は第4の扉を開けて先に姿を消した。
「……ハァ……ハァ……ありがとう……!」
南沢は複雑な表情を浮かべて頷いた。
「…………行こうか…。」
永澤の呼吸が落ち着くと南沢は立ち上がり、それに続いて永澤も手をつきながら立った。
「…………うん…。」
扉の向こうからは極度の冷気が押し寄せていた。
ギリギリまで温度が高い今の部屋に留まりたかったが、願いは虚しく数秒で温度は下がった。
恐る恐る次の部屋に入る…
「…………階段?」


