「………せーの…で押すぞ…!……恨みっこなしだぜ…!!」
4人はボタンを見つめた。
矢印は落とす人間の方角を表しているのだろう……
4人はそれを悟って頭の中で決断する……
『←』を押せば岡本…
『↑』を押せば武本…
そして、『→』を押せば永澤を選択したことになる。
そして4人のうち2人以上に選択された人間が火の中に落ちる……
南沢の額から汗がジリジリと頬を伝う…
「…………い……行くぞ……!」
南沢が一つのボタンに指を掛けた……
「……………せーの!!!!」
カチンッ…!
目を瞑り、ボタンを深く押し込んだ………
数秒後……
力を抜いて親指をどかすと、ボタンが深く沈んだまま固定されていた………
南沢が選択したボタンは……
……………『←』。
南沢は岡本を選択した………


