体格が大きいのが幸いしたのか、はたまた運が良かったのか…辛うじて原田は意識がある…



でもいつ意識が飛んでもおかしくない…


急いで桜田は救急車を呼んだ…








「…………桜田ぁあ…!!…救急車が来るまでこの部屋を調べとけ……!」
「……でも…!」
「……いいから調べろ…!……"X"の正体を……掴むんだ……!」
「………分かりました!分かりましたから…もう話さないでください…!」
「……ハァ……ハア…ハァ……」



呼吸が不安定だ……


早く救急車来いよ…!!




慎重に辺りを見ながら寝室の方へ向かう…


足を一歩ずつ進ませる度に床がギシギシと唸った。



部屋は2DK…

装飾品などを見て金銭面では恵まれていないようだ……



桜田が入った部屋には、学習机が2つ端と端に置かれていた…



「……………!!」


意図的なのだろうか…



学習机には盗撮したと思われる7人の写真が並べられていた……