「………見ろよこのザマ…!……入ったときに豆電球が点いてたからよぉ…ココから紐引っ張ったんだ……したら…針金でいやがる……ハハハッ…」
「……人間の心理を利用されたってことですね…」
誰でも豆電球が点いていれば壁のスイッチを探さず、その豆電球から垂れている紐に手を持っていく…
玄関の電球は意図的に外されていた…
また至る所の壁のスイッチも塞がれていた……
原田は電流の流れる針金を掴み、それに反応してキッチンの戸棚の中に仕掛けたローションを床に流す…
床には剥き出しになった電源コード…
ローションを通して原田の足に電流が流れ…
バチンッ!!
そのままローションで足を滑らせて倒れこむと、布で覆われたアイスピックの仕掛けにまんまとぶっささる………
……………ひどい…!
電気が漏電してヒューズが飛んだおかげで、幸いにも桜田の足にローションが触れた時には僅かな感電で済んだ…
「……うぐっ……!」
「…………す…すぐに……レスキューと救急車を呼びます!!」


