「椎花ー!大丈夫!?」


あたしは蘭の大きな声で目が覚めた。


「蘭…」

「5限も6限も出ないから、心配だったんだよ?」

「ごめんね…」


蘭に心配かけちゃった…。


「中沢先輩と、何かあったの?」

「うん…ひどいこと言われちゃった」


あたしは蘭に中沢先輩とのことを話した。