*お前は俺のもの*

あたしが必死に言うと、紙をあたしに渡してくれた。



『翼先輩へ
ずっと好きでした!
今日、体育館で待ってます』



「翼先輩、体育館行くんですか…?」

「行かねぇよ」


はぁ…よかった。


「椎花が行ってほしいなら行くけど?」

「い、嫌です…」