*お前は俺のもの*

あたしの目の前に、潮見先輩が腕を組んで立っていた。

もしかして…、


「き、聞いてたんですか?」

「まぁな」


盗み聞き…。

ひどい。

きっと心の中で笑ってるんだ。

だから『慰める』なんて…。