*お前は俺のもの*

「じゃあ、椎花の家まで送るよ。足痛いだろ?」

「い、いや…!1人で帰れます」


翼先輩に迷惑かけられないよ…。



「少しは頼れよな…俺、椎花のこと振り向かせたくて必死なのに」



え…?


「ほら、行くぞ」


翼先輩と手を繋いで、公園をあとにした。