もしも、世界が美しかったら




あと、女遊びもヤバかった。

彼女はいなかったけど、この顔のおかげでセフレなら腐る程いた。

親戚の家にはほとんど帰らず、基本的に誰かの家に泊まっていた。

学校も行ったり行かなかったり…行っても授業なんて受けたこと、なかったし。

でも、毎日楽しかった。

本当に楽しかった。

心の底から笑ってた。


「男の子が中2になったある日、小晴がチームに名前を着けようと言い出した。」

―――お、良いな!何にするよ?

―――紅い鬼で紅鬼族とかは?

―――それかっちょいい!!

その頃、暴走族に憧れてか、チームやグループに名前を付ける事が流行っていた。

………っと言っても今までと、やる事は変わらない。

俺としては、喧嘩売られる時に…○○中学の碓水玲か?より、
紅鬼族の碓水玲か?の方がカッコイイと思ったくらい。


―――総長は誰にする?

―――誰でも良いだろ。

―――じゃあ、玲ね。

―――はぁ!??

―――決定ー。

―――じゃあ、副総長は小晴な!

―――何で俺!?

―――言い出したのお前だろ!

―――副総長とかあるっけ?

―――知らね。