もしも、世界が美しかったら




でも、興味はなかった。

何故か毎日毎日絡んでくる小晴を素直にウザイと思った。

―――お前、ウザイよ。

―――え?

―――誰とも関わりたくねぇからこんな容姿にしてんのに…。

そう言うと小晴は、

――――人は見かけじゃなくて、中身でしょ!

って、太陽の様な笑顔で笑った。

その日以来…俺は少しづつ小晴と話す様になっていった。


―――玲にさ、会ってほしい人達がいるんだけど……

―――あ?別に良いけど。

「ある日、小晴に連れられ着いた場所は倉庫みたいな所。そこに居たのは、見るからにヤンチャしてますって奴らばっか。しかも、リーゼントとかグラサンとか古風なのばっかりだし………」

―――うぉ!そいつ転校生の碓水玲だっけ?

―――ウワサの超イケメン一匹狼くんじゃんか!

速攻で絡んで来たのは葵って奴と、理人って奴の2人。

…………幸い二人とも今時風。


「同じ制服来てたし、一緒の学校の奴らって直ぐに分かったけど…何で倉庫なんかに連れて来られたかは分からなかった。」

その時、俺の頭に浮かんだのは…調子乗ってる転校生をみんなでシメようみたいな?