食事が終わった後は、飲みかけのお酒を片手に、エイジの部屋に連れてこられた。





「じゃあこれからが、本番の勉強・・・」


とか何とか言いながら、エイジはベットの下からDVDを何個か取り出して、それを差し出した。


「お前どういうのがいい?」


え?って思いながらそれを見ると、みんなAV関係のやつだった。



「女子のうちに遊びに行って、なんもしないわけねーだろ?」

ニヤニヤして、エイジはどれがいいかなーなんて選んでる。


「お前年上好みだから、OLモノとかのほうがいい?」


なんかビックリして、一緒になって色々見ていて、あることに気付いた。




「ねえ、どの女優さんも、リンダさんに似てない?」




内容は、熟女モノから女子高生モノまで、幅広かったし違う人のばっかだけど、どことなくみんな似たような人ばかりなんで、エイジの趣味に笑ってしまった。



「いいじゃん、ほっとけよ・・・・」




エイジがなにげに、真っ赤になって照れているのが判って、笑いが止まらなくなってしまう。

こいつも、こういう可愛いとこあるんだな~




「とりあえず、入門編な。」


はじめに見たのは、加藤鷹さんのマニュアルっぽいDVDで、今まで見たことないような内容だったので、思わず必死になって見てしまう。



「うわーこういうこともするんだね・・・」

実際、女の子とするのって、どういう感じなんだろう?
いまだに、こういうのを見ても、違う世界のことのような気がして、実感があまりわかないや。



最近こういうことなかったもんな・・・

部活で忙しくて、友達とこういうの見たり、貸しあったりし無くなってたもん。



そんな感じで、二人で悶々としながら、その日はエイジのうちに泊まり一晩中そんなDVDを見つづけてしまった・・・