「モモちゃん、遅くなってゴメンね~」


そいつは真っ先にモモの隣に座って、ニコニコしてりんさんなんかにも挨拶をしていた。







ああ、こいつが噂のビトか・・・


雑誌で見るより、ずっとかっこいいじゃん・・・




身長も結構あるし、細身な感じなのに、意外とがっちりしてる。
いわゆる細マッチョってやつ?


そして何よりも、スゲー綺麗な顔をしてる!?


イケメンを通り越して、グットルッキングガイってやつだな。


100人いたら、間違いなく100人全員にかっこいいって言わせちゃうタイプ。


なんか、奴とモモが二人で並んでると、異常にキラキラした感じがして、まぶしいくらいだ。




「ああ、ビトいらっしゃい。
こいつね、僕の同級生のエイジ。」


レンが早速俺を紹介してくれたので、とりあえずドーモって適当に挨拶した。


「レンの友達なんだ~♪
よろしくね☆」


にっこり笑う姿が、まさにアイドルスマイルって感じで、ちょっとムカツクけど、なんか逆らえなくてそのまま握手していた。


レンもアイドルっぽいなって思ったけど、こいつの方がやっぱ本物なんだな。