モモが風呂に入っている間、自分の部屋で片づけをすることにした。

今日は別の部屋に母さんが布団をひいてくれたから、この部屋に連れ込むことはしないけど、いやしたいけどしないけど、万が一のために何か見つかったらヤバイと思って、ベットの下の引き出しに詰め込んでいたAVを整理しなきゃと思ったんだ。




あ、そうだ思い出した。
何で親父と気まずくなったのか・・・

このDVDを買うときに、親父の名前を借りて買ってたからだった・・・

リンダとあんな事があって、必死にそういうの勉強しなきゃって思って、苦肉の策でネット通販で買ったんだっけな。
今思うと、買わなくてもPCでダウンロードとか出来たのにな。まだあの時は誰にも相談できなかったしな・・・





もうモモがいるんだ、こういうの必要ないしって思いながら、どこかちょっと寂しい気持ちもあって、適当な紙袋にそれを詰め込んで、見つからないようにクローゼットの一番奥にしまいこんだ。


我ながら、くだらない理由だったなと思うと、もう意地はって親父と距離をおくのは止めようとおもう。




そして、作りかけのモモへのプレゼントのドレスを眺めた。
まだまだサイズの微調整が必要だし、あいつのサイズどんなぐらいだっけなって思い出そうとするものの、余計なことを思い出してしまって集中できずに作業が止まっている。


さっきまでの、モモの手のひらの温もりを思い出すと、自然に自分の手がナニを掴んでいて・・・




最近いつもそうしているように、



彼女の身体思い出して、一人であれを始めてしまった。