今年のサマソニは、エイジも一緒だった。
一緒にパンクのライヴに行くのは久々で、なんだか高鳴る!
いつもの仲間も一緒だしね。
で、フェス飯食べて、ビトのライブも見終わったあと、ランシドでひと暴れして今に至る…
ってな訳で、何故か今年もべべさんの楽屋に来ちゃった。モモが先に来てたから。
モモはまた、ビトのファンに嫌がらせされたらしい。こんなの久しぶりだなってぼんやりと思う。
さっきのダイブでエイジが怪我してたから、モモとエイジは医務室にいってしまった。
「なんかムカつくな…」
僕は、カオリさんがずっと離れたところにいるのをじっと見ていた。
カオリさんの隣には、ビトとアキラと百花って女の子。
あの子この前ビトと色々あった子じゃなかったっけ?
それにしても、カオリさん僕の存在忘れてない?ずっとアキラを見つめてデレデレしてるし。
「レン君も焼きもちやくんだね。」
隣に座ってたべべさんが笑って僕たちの事を観察していた。
なんだか話し終わったっぽくて、女の子二人がこっちに来る。
「べべさんすいません、お邪魔しました。私仕事に戻りますね。」
百花ちゃんは丁寧にお辞儀をした。
「ホントありがとね、モモちゃんは私にとっても娘みたいなもんだから。これからもビトをよろしく。」
そんな風にいって握手までしてる。
こっちの関係もよくわからないな…
彼女がいってしまうと、カオリさんはやっと僕を思い出したようで、隣に座ってお茶を飲んでいる
「はあ、なんか色々疲れたわ…」
「よかったね、アキラとずっと一緒にいれて!」
僕はふてくされてそう言うと、「あーやきもちやいてるよー」なんていいながら、背中をつつかれた。
「カオリちゃんもありがとう、ずっとあの子達のファンなんでしょう?」
べべさんにそういわれると「私はなにもできなくて騒いでただけですから」なんて恐縮している。
「なあレン、お前暇?」
いきなりアキラに声をかけられて、俺たちそんな仲だったっけって思う。
「ひまっちゃ暇だけど・・・後は、グーリンデイとかLieWooとか見たいなって思ってたけど。なんで?」
カオリさんがさっきまで机にうつぶせてだらけてたのに、いきなり起き上がってるし。
「俺サマソニって初めてなんだよね。もう仕事終わったし、自由にしてていいって言われたからさ、どっかお薦めなヤツあったらつれてってくんない?」
だったらビトと行けばいいじゃないかって思ってそういったら、ビトはこれから仕事だって言う。
「俺ら2人でつるんでたら目立つだろ。まあビト一人でも目立つけどさ・・・」
さっきからずっと、僕のTシャツのすそを引っ張ってカオリさんが「なに断ってんのよ」とかごちゃごちゃ言ってる。
「僕は彼女と一緒だから・・・」
「え、彼女って?」
隣にいたカオリさんを指差すと、「えーマジでって」笑われた。
「カオリちゃん、レンと付き合ってたんだ。」
ちょっと笑いすぎじゃない・・・なんだと思ってたんだよ。
「そっか、じゃあエイジに聞いてみるか・・・あ、でもあいつもモモがいるか・・・」
アキラはぶつぶつそんなこと言ってる。
「じゃあレン、僕仕事だからちょっと出てくるよ。」
ビトは僕達にバイバイして、さっさと楽屋を出て行ってしまった。
今年はホント、忙しそうだな。
「ねえいいじゃん、みんなで見て回ろうよ・・・」
カオリさんがそんなこと言うけど、アキラのファンなのにそんな抜け駆けしていいのかなと思うんだけど、大丈夫かね…
一緒にパンクのライヴに行くのは久々で、なんだか高鳴る!
いつもの仲間も一緒だしね。
で、フェス飯食べて、ビトのライブも見終わったあと、ランシドでひと暴れして今に至る…
ってな訳で、何故か今年もべべさんの楽屋に来ちゃった。モモが先に来てたから。
モモはまた、ビトのファンに嫌がらせされたらしい。こんなの久しぶりだなってぼんやりと思う。
さっきのダイブでエイジが怪我してたから、モモとエイジは医務室にいってしまった。
「なんかムカつくな…」
僕は、カオリさんがずっと離れたところにいるのをじっと見ていた。
カオリさんの隣には、ビトとアキラと百花って女の子。
あの子この前ビトと色々あった子じゃなかったっけ?
それにしても、カオリさん僕の存在忘れてない?ずっとアキラを見つめてデレデレしてるし。
「レン君も焼きもちやくんだね。」
隣に座ってたべべさんが笑って僕たちの事を観察していた。
なんだか話し終わったっぽくて、女の子二人がこっちに来る。
「べべさんすいません、お邪魔しました。私仕事に戻りますね。」
百花ちゃんは丁寧にお辞儀をした。
「ホントありがとね、モモちゃんは私にとっても娘みたいなもんだから。これからもビトをよろしく。」
そんな風にいって握手までしてる。
こっちの関係もよくわからないな…
彼女がいってしまうと、カオリさんはやっと僕を思い出したようで、隣に座ってお茶を飲んでいる
「はあ、なんか色々疲れたわ…」
「よかったね、アキラとずっと一緒にいれて!」
僕はふてくされてそう言うと、「あーやきもちやいてるよー」なんていいながら、背中をつつかれた。
「カオリちゃんもありがとう、ずっとあの子達のファンなんでしょう?」
べべさんにそういわれると「私はなにもできなくて騒いでただけですから」なんて恐縮している。
「なあレン、お前暇?」
いきなりアキラに声をかけられて、俺たちそんな仲だったっけって思う。
「ひまっちゃ暇だけど・・・後は、グーリンデイとかLieWooとか見たいなって思ってたけど。なんで?」
カオリさんがさっきまで机にうつぶせてだらけてたのに、いきなり起き上がってるし。
「俺サマソニって初めてなんだよね。もう仕事終わったし、自由にしてていいって言われたからさ、どっかお薦めなヤツあったらつれてってくんない?」
だったらビトと行けばいいじゃないかって思ってそういったら、ビトはこれから仕事だって言う。
「俺ら2人でつるんでたら目立つだろ。まあビト一人でも目立つけどさ・・・」
さっきからずっと、僕のTシャツのすそを引っ張ってカオリさんが「なに断ってんのよ」とかごちゃごちゃ言ってる。
「僕は彼女と一緒だから・・・」
「え、彼女って?」
隣にいたカオリさんを指差すと、「えーマジでって」笑われた。
「カオリちゃん、レンと付き合ってたんだ。」
ちょっと笑いすぎじゃない・・・なんだと思ってたんだよ。
「そっか、じゃあエイジに聞いてみるか・・・あ、でもあいつもモモがいるか・・・」
アキラはぶつぶつそんなこと言ってる。
「じゃあレン、僕仕事だからちょっと出てくるよ。」
ビトは僕達にバイバイして、さっさと楽屋を出て行ってしまった。
今年はホント、忙しそうだな。
「ねえいいじゃん、みんなで見て回ろうよ・・・」
カオリさんがそんなこと言うけど、アキラのファンなのにそんな抜け駆けしていいのかなと思うんだけど、大丈夫かね…