それから俺は、モモを家の前まで送り届けると、そのまま帰ることにした。

今日は割とゆっくり話せたしな。


「明日もいけたら迎えに行ってやるよ。」


そういって背の低いモモの頭を、ぽんぽんと2回叩いてやると、「子ども扱いしないでよー」なんて膨れた。









「あら、エイジ君じゃない?
モモを送ってきてくれたの?ありがとね~」




店先から、ひょっこりとりんさんが顔を出す。


また飯でも食べてけーとか言われそうだな、なんて思ってるそばから、案の定そういう流れになって、結局また俺はいつもの居間に通されてしまった。


まだ早い時間だから、誰もきてないだろうと思ったら、そこには見覚えのある女性が一人でゲームをしていて、なんかその雰囲気にやたら違和感を覚えた。


まさかな…


俺の知ってるあの人は、こんなところでこんなことしてるわけネーもん。






でもやたらあの人に似てるって思いながらチラチラ見ていたら、モモは着替えてくるといって先に居間に上がりこむ。






「ああ、モモちゃん、お帰りなさーい。」


「べべさんいらっしゃい。」






モモは何食わぬ顔で、当たり前のようにその人に挨拶して、さっさと階段を上がっていった…






















えっ!!!


やっぱり、あのBaby????