そういえば、時計は既に午後1時を回っている…
私達は商店街の入口付近にある、食堂に入った。
外観の割に綺麗に整理された店内は、テーブルが5席あるにも関わらず、昼時も過ぎた事もあり客は他にいなかった。
私達は一番奥の席に座った。
注文を伝えた後、のんびりと厨房で料理をする老夫婦に声を掛けてみた。
「おじちゃん。
そこの学校って、何で3年生だけ制服違うの?」
「う―ん…」
「どうしても知らなきゃいけない理由があるのに、誰も教えてくれないのよ!!」
順子が少し強い口調で言った。
3人の真剣な表情を見て、老夫婦はお互いに顔を見合わせた後、話し始めた――
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