翌朝――
更に髪の毛は締まり、首には血が滲んでいた…
多分、もうそんなに長くはもたない。
最後まで諦めない。諦めないけれど、せめて智子と順子だけは巻き込みたくない…
私は順子との約束を破り、2本早いバスに乗る為に本町駅前に向かった。
都野市行きのバスを待っていると、不意に肩を叩かれた。
驚いて振り返ると、そこに智子と順子が立っていた!!
「ちょっと、約束より早いんじゃないの?」
「小夜子、教えてくれないなんて、どういう事!!」
「2人共、私の事をよく分かってるね…」
もう良い…
もう私の心は、十分に満たされた。
どんな結末でも、私は受け入れる事が出来る。
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