そういえば――


あの女は、制服を着ていた様な気がする…

だけど私は、あの制服を見た事がない。

探すと言っても、一体何処を探せば良いのだろう?



席に戻り、注文していたハンバーガーセットを食べながら順子に尋ねた。

「この辺りで、襟が黄色でリボンが赤のセーラー服…
そんな学校って知ってる?」


「う―ん、知らないなあ…


ま、まさか小夜子!!」


「うん。
あの女が着ていた服は、そんな制服だったんだよ。

でも、一体何処を探せば――」


そこに、オバチャンが厨房から慌てて出て来た。

「大事な事を忘れていたよ…

西に行きなさい」


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