私達が順子に会いに来たのには、久し振りに会いたいと思った以外に理由があった…


彼女は昔からオカルト好きで、その方面の話や噂話には凄く詳しい。

もしかしたら、あのハンネについても何か知っているのではないかと、期待して来たのだ。



「あ、あのね順子…」


私は早速順子に、ケータイ小説の事や今日までの事を、詳しく話して聞かせた。


順子は静かに一通り話を聞くと、ゆっくりと話し始めた――


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