それから2時間程すると、母が帰宅した。


私は風呂に入ると、早々にベッドに潜り込んだ。

疲れているんだ…
早く寝てしまおう――



何事も無く一夜が明け、翌朝スッキリと目が覚めた。


智子に話して安心したのか、久し振りに熟睡出来た。



しかし――

身体を起こした私は、その光景に一瞬にして凍り付いた。


枕が黒くなる程、髪の毛が抜けていたのだ!!

慌てて起き上がり、壁に掛けてあった鏡を覗き込んだ。



髪の毛はある。
私の髪の毛ではない…


では、一体誰の?


その時――

鏡の中の私の背後に、半分以上の髪の毛が抜けた、あの女が映った!!


「私の髪よ。
大事にしてね…


アハハハハハハ!!」


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