私は立上がり、涙を拭いて智子の手を握った。
私は智子に全てを話す事にした――
私の学校は市の郊外に在り、周囲には農地が散在する地域だった。
ファーストフード等も当然無く、有るのは学校から一番近い北山駅の目の前にある、手作りハンバーガーショップだけだった。
放課後、その店で智子に今までの事を全て話した。
ケータイ小説を書いていた事や、今日まで自分の身辺で起きた事を全て…
「…――そっか。
それは誰にも話せないし、話してもなかなか信じてもらえないよね…
でも私は当然信じるし、絶対に何とかするよ!!」
私の目から大粒の涙が溢れ、声を出して泣いた。
今までの辛い記憶と、やっと分かってくれる人が出来た安堵感とが入り交じり、とにかく涙が溢れて仕方なかった…
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