「中学校の時に…
私が一時、イジメの的になってた事があるじゃない?
朝教室に行くと、机は廊下に出されてるし、ゴミ箱扱いされて皆にゴミを投げられたり…
誰も口を聞いてくれなくて…
うちは厳しい家だから、学校を休むなんて許してもらえなかった…
学校に行くのが辛くて、毎日自分の死に方だけを考える日々だった。
だけどあの日、隣りのクラスだった小夜子と順子が、授業中の私の教室に怒鳴り込んできて――
あの時から、イジメは無くなり、皆が謝ってくれた…
あの時の小夜子と順子の姿は、今でもハッキリと覚えてる。
あれ程の感動は、これから先も絶対に無いと思う。
今私がこうしていられるのは、2人がいたから…
今度は私が、小夜子を守ってあげる!!」
智子は立ち上がると、私を見て明るく…そして、力強く笑った――
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