私は膝の力が抜けて、窓にもたれ掛かった。


携帯電話の画面は、まだあのケータイ小説サイトに繋がったままだった。



83頁――

▽…――悪霊は父親に怪我を負わせ、母を父の病院に通わせた。

そして計画通り、再び携帯電話を持たせる事に成功した。


主人公が足掻けばそれだけ、大切なものを失う事になるのだ!!▽



もう…


もう、私には無理だ。

これ以上、大切な人を犠牲にして生きていくのは無理だ――



ここは3階…
ここから飛ぼう。


私は開けた窓に、右足を掛けた…


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