授業が終わると、慌てて智子が私の席に駆け寄ってきた。

私の窓際の一番後ろの席なので、一体何があったのか智子には分からなかったのだ。


「小夜子何があったのよ?

突然授業中に叫ぶから、私も驚いちゃったよ…」


智子に説明しても…
いや、誰に説明しても信じてもらえないだろう。

それならば、巻き込まない方がいい…


「そ、それがね…

携帯でホラー小説読んでたら凄い怖くて、思わず叫んじゃって――」


ふと手にしていた携帯電話の画面に視線を落とすと、あの
ケータイ小説サイトに繋がっていた!!

しかも画面の上部には…



>幽理さんいらっしゃい。

と表示されていた!!


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