店の奥にある部屋を通り過ぎ、私達は2階にある部屋に連れて行かれた。
「適当に座ってよ。私の部屋だから気にしないで」
東側に面した6畳程の部屋は、白い壁にベージュのカーペットが敷かれ、大きい窓があり明るかった。
私達は入口付近に、並んで座った。
その子は部屋の真ん中辺りに座り、私に言った。
「あなたその首は、ハンネが原因ね…」
私達はその言葉に、かなり動揺した。
「ふう…」
溜め息混じりに、その子は話を続けた。
「その首――
そうなった責任は私にもあるから話すわ…
みんな、話してはくれなかったでしょ?
思い出したくないのよね…
そして、もう関わりたくないの。
.



