「あなた達…誰?」
「突然すいません…
2年前の事について、聞かせて頂ければと――」
私の話が終らないうちに、女の子は背を向けた。
「話す事なんて何もないよ…」
「そんな事言わずに、少しだけで良いから!!」
背を向けた女の子に、順子が食い下がった。
「良いよ順子、他を当たろうよ…」
私はこの事で、関係の無い他人を巻き込みたくなかった。
店を出ようとする私を見て、女の子が急に引き止めた。
「ちょ…ちょっと待って、あなたその首…」
女の子は暫く天を仰いで、諦めた様にに言った。
「まあ、こっちに来て上がってよ」
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