「沙帆っ…」 「!?」 体中に、悠くんの体温が伝わる。 悠くんの匂い。 悠くんの腕… もしかして、わたし今…悠くんに抱き締められてる…? 訳が分からず、心臓が高鳴る。 だって、だって、 あんなに照れ屋で、わたしに触れてきたことさえない悠くんが… わたしを抱き締めてるんだもん… 息が上がる。 ドキドキしすぎて、胸が苦しくなる。