幼なじみ攻略法-膝枕の威力-




ベンチに腰掛けて

「少しだけ待っててくださいっ。」


そういって
少し離れたクレープ屋さんに
ダッシュ。


あっという間に2つ持って
私の前に。



にっこにこ大好きな笑顔で


「ストロベリーチョコレートで大丈夫でしたか??」


と当たり前に右手を差し出してくれた。


何度も頷いて両手で受け取ると、安心したように那都君も隣に座った。


その瞬間ふわりと
那都君の香水の香りがして、
また一つ心があつくなりました。