「ぼくは、こころをおねえちゃんだからすきなんじゃないよ」 「…え?」 あたしは首を傾げた。 どうゆう事?? あたし達は双子でしょ? なのに、お姉ちゃんとしてじゃない好きって… 何?? 「ぼくは、こころがだいすきなんだ」 「うん。あたしもすきだよ」 あたしは弟として、好きと言う。 「ちがう!そうゆうすきじゃなくてっ…」 首を大きく、横に振って必死に否定する音。 音の言いたい事が分からない。