2匹の蝶々



「おかあさん」

俺はキッチンにいるお母さんを呼んだ。


「何?音」
「ふたごってけっこんできるの??」
「えー?」

お母さんは冗談だと思ったのだろう。


笑いながら、こちらにやって来る。


「あのね、ぼく。こころとけっこんしたいんだ。」
「まあ、すてきね。でも残念だけど結婚は出来ないのよ。」
「な、んで?」


俺は一瞬固まる。