「美桜?」 「あ、ごめん。何乗ろっか」 「じゃあさ、そろそろ時間だし観覧車乗らね?」 「いいねっ!乗る!!」 あたしは翔太になにも感づかれないように わざと勢いよく立ち上がった。 観覧車はお昼のときに比べてすいて、 すぐに乗ることができた。