「神楽、どーしたんだよ・・・っ神楽!!」 「あ・・・っご、ごめ・・・」 大志は握られた手に伝わる熱を感じながら神楽に異変を感じていた。 「神楽・・・熱でもあるのか?」 「ち、違うよ!!ただ・・・大志に聞きたいことがあって」 そういった神楽の目はいつになく真剣で―― 大志は静かに神楽がしゃべりだすのを待った。 次に神楽の口からでた言葉はとんでもないものだった。 「大志って美桜のことすきなの?」