君といた季節




そんなこんなで。

やってきたのは最近できたばっかのケーキバイキング。



「2名さまはいりまーす」



店員さんに席まで案内してもらってるとき相模くんが不満そうな声をだした。



「何がしたいの?」

「ここさ~、
ちょっと値段が高くて入るの
躊躇してたんだよね」

「で?」

「相模くん」



あたしはおにいちゃんにお小遣いをねだるとき並に目をキラキラさせながら言った。




「おごって♪」