君といた季節




「・・・っ、
ありがとう神楽。
おかげで目が覚めた」


「いえいえ♪」




あたしはそれだけ言うと、
全速力で走った。


1秒でも早く



紗楽の元に行きたかった。





今、ものすごく

紗楽に会って話をしたいよ。