外から冷たい風が入ってくる。 あんまりにも冷たかったので、私はつい身震いをしてしまった。 額には汗をかいているというのに。 でも、松下先生は気づいていないようだった。 私は少し、ほっとした顔をしながらノートに目を向けた。 でも・・・どうしてだろう?