「神崎さん!!」 「はっ、はい!!」 私は驚いて立ち上がってしまった。 ドッと周りの笑いをウケる。 「なっ・・・」 私は顔が真っ赤になってしまっていた。 先生は私のことをジロっとみた。 それを逸らすようにして、私は椅子に座った。 「すいません・・・」 私は、顔を下げながら教科書で書いたところを隠した。