うさぎと彼 [完]




「じゃあ、ばいばいね」


友悟くんの家はこっち曲がってすぐ


私の家はもう少し真っ直ぐ行ったところ


「……待って」


「え?」


友悟くんはポッケをごそごそする。



「あ、あった。」


友悟くんが近づいて来て


私の耳に髪の毛をかけた。


「よかった、穴空いてる。」


そう言ったかと思うと

元から付いていたピアスをそっと取って


冷たいちょっと重めのピアスを付けられた。