またあの席に行きたくないので他の男の子に応対を頼んだ。 あの人たちも男の子の電話番号は聞かないだろう。 "カラン" 「いらっしゃいま……」 ドアの方に向かおうとした足を くるっと半回転させて店の奥に入った。 と、言うより逃げ込んだ。