ごろん…

「ふぁー」
そろそろ起きよぉ……!?

何っ?なんかいるっ?
あたしの横に誰かいるっ!

「きゃっ…ふぐっ」

誰かに口をふさがれた。
誰っ?何?なんで?
今のあたしの頭の中は
「?」だらけだ。

「…ぷはっ」

ふさぐてを離された瞬間
あたしは、キッと横を向いた。
え…?
何?幻かなんか?夢?

私の隣でねていたのはなんと…
あの、大好きな中岡宇宙くん!!

「……。」

あたしは訳もわからずガン見。

「おはよう。由香里ちゃん」

しかも、なんと中岡くんはあたしを
名前で呼んだ。
な……んであたしの名前?!

「……。」

あたしはまだ無言でガン見。

「そんなに見んな。て…照れる」

そう言って、顔をそむける中岡くん。

「あ…っすいません」

あたしは焦って顔をそむけた。
……ってちがーう!!
なんでいるのよ?
聞いて…みちゃうか…?

うーん、うーん、