「大川~~~~っっ!!」
と、あたしは追いかける。
教室の中を走り回って、
廊下に出て、
隣の学習室まで・・・・
全力ダッシュだから、息はゼェゼェ・・・・。
大川に教科書を返してもらい、
学習室を出ると、
廊下には奈々や、由里がいた。
「椎那、ヤバイよ。」
「え?」
あたしはまったく検討もつかなかった。
なにがヤバいの?
「今さっきまでここに品川いたよ。」
・・・・品川っ!!?
「しかも、大川と椎那が走ってたの、
もろ見てたし。
あ、あと奈々的に「は?」って顔してた。」
「まじでぇ~・・・?」
「椎那、ドンマイ;;;」


![[詩集] コイノカタチ.](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre13.png)