「私たちの出会い方ってすごく特別で普通じゃ考えられないよね?」 「そうだよなぁ~」 あの親達がいたからこういうふうに再開できて、また詩織を好きになれた。 「あのことがなかったら私を好きにならなかったってこと?」 違う。 「俺はどこかで詩織との恋は始まっていたと思う。」