〔詩織〕 あの子が大和のことが好きで私と別れさせるためにしたと大和に聞かされた。 女の子は 「ごめんなさい」 と何回も私に泣いて謝ってくれた。 何もないそう信じているのに 「何もないよね?」 と聞いてしまった。 「何もないから!俺はずっと詩織だけだから!」 そう言って抱きしめてくれた。 すごく暖かかった。