「こいつが俺のこと好きで詩織と分かれさせようとこんなことしたらしい」 と大和が言った。 女の子は泣いて 「ごめんなさい」 と何回も言った。 「このこと何もないよね?」 と私は大和に聞いた。 「何もないから!俺はずっと詩織だけだから」 と言って私を抱きしめた。 そのあと大和は女の子を近くの交差点まで案内しに行った。