私が部屋へ戻ると顔が赤くなっている大和。


「どうしたの?」


と大和に聞くと


なんでもないと言って何かをポケットに入れた。


私は、バスタオルで髪を拭いている。


大和に後ろから抱きしめられた。


「大和離して」


というと


「嫌だ離さない」


と言われた。