真樹・・・?


誰・・・?


「真樹くん!!」


私が声のする方へ振り向いたら、
それはさっきのモデルの子だった。



えっ!?


この人?


真樹って呼んだ?


知り合い!?



私は真樹の方を見ると、
眉間にシワを寄せて、
「誰!?」という顔をしている。


しかし、彼女は眩しすぎるくらいの
笑顔を真樹に向けていた。