キミ専用テレパシー









びっくりして振り向くと、
ユニフォーム姿の
隆弘くんと神田くんがいた。






「お弁当持ってきたよ〜。」





「ありがとなー。」





隆弘くんは千香の頭を優しく撫でて、ニッコリ笑った。





「試合2:00からでしょ?それまで練習見てくからね。」




「うん。わかった。あっ、ひなちゃんごめんね?巻き込んじゃって。」




「ううん。全然大丈夫!私がやらせてって言ったから。」




「そっか。ありがとね。」